今回で第6回目。
畑と山と川に囲まれた里山の一角に、アウトドアレストランが年に一日だけオープンします。
目的は<おいしいものを食べる>ということだけではありません。
四季の景色、目の前で調理される野菜やお肉…の見るもの。
風に揺れる樹々、鳥のさえずり、火が目の前ではじける…聞くもの。
そして、なによりそんな空間をともにするひとたちとのおしゃべり。
そこにおいしものを食べる、ということが包括されたのが、わたしたちが提案している<Hygge ヒュッゲ>と呼ばれているものです。
毎年、開催する季節が違います。
今回は<火を囲む秋のテーブル>、みなさんの食卓に焚火を据えて、暖をとったり、お肉を焼いたり…
そしてお料理はhoshizumiさんが腕をふるう5皿のフルコースランチ。
わたしたちの野菜をはじめ、天然の鮎や鹿肉など…素材へのこだわりはいつもと同じ。
そして、素材によって表現するメニューは違えど、美しさも相変わらずで…。
ため息が出るようなお皿の数々でした。
この6年間、毎年同じことをしているようで、実は新しい試みを続けています。
続けていく、というのは変わらないことと、変わっていくことのバランスが非常に大切なんだと思います。
季節によって食材は変わるし、参加してくだる方によってその場の雰囲気も変わる。
でもやっぱりそこには<おいしい、美しい、心地いい>が変わらずある。
そんな変わらないもののために、hoshizumiさんと一年をかけて何度も何度も話し合いをしています。
秋のテーブルが無事に終わり、お客様を見送ったあとで。
さっそく私たちの話の話題が来年のテーブルのこと…やりたいことが尽きません。
それくらい私たちもわくわくする一日。
また来年のヒュッゲテーブルをどうぞお楽しみに!
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